第1回:SNS対策のためにタグをつけよう!【タグの効果とタグ付けのコツ】

プレスリリース作成の手順として、まずは「リード文」と「本文」を検討するかと思います。
そして「タイトル」のつけかたを工夫します。一目でわかる、記者の目をひくタイトルとは・・・。
さらに、プレスリリース配信の場合は「メール件名」が大切です。ゴミ箱行きにならない件名とは・・・。
 
ところが、SNS対策上もっとも重要な「タグ・キーワード」の設定については、いかがでしょうか?
「面倒だ」「やり方がわからない」「どんな効果があるの?」・・などの声をよく耳にします。
そこで今回は、「タグの効果とタグ付けのコツ」について、3回の連載で詳しくご紹介します。
1回目は「SNS対策のためにタグをつけよう!」。ぜひ参考にしてください。

【タグの効果とタグ付けのコツ】
第1回:SNS対策のためにタグをつけよう!
第2回:タグをつけてSNSユーザーに届ける!
第3回:トレンドに乗って情報発信しよう!

株式会社 共同通信PRワイヤー
営業部商品企画課 金光成洙

SNS対策のためにタグをつける

 

PRワイヤーのプレスリリース配信サービスを利用すると、メディアへの配信の他に、提携するニュースサイトへの原文転載のほか、TwitterやFacebookに対しても ”短文” を投稿いたします。
そこでは、見出し・画像・URLに加えて、PRワイヤーの入稿画面で登録された「タグ・キーワード」を「ハッシュタグ」に変換したものも記載しています。

Twitterの投稿画面(見本)

そこで、今回の連載第1回目では、SNS対策で「ハッシュタグ」を生かすための、「タグ・キーワード」活用方法をご紹介します。

「ハッシュタグ」とは何か

「ハッシュタグ」とは、Twitter・Instagramを中心としたSNSで、投稿内のタグとして使われるハッシュマーク「#(半角のシャープ)」がついたキーワードのことです。
一般論としてですが、「ハッシュタグ」を使うことで以下のようなメリットがあるとされています。

  1. 同じジャンルやイベントの話題を投稿している参加者を検索して探すことができるため、共通の趣味を持ったユーザーを見つけやすい。
  2. 逆も然りで、自分がハッシュタグ付きで投稿しておくと、同じジャンルやイベントに興味を持っているユーザーに見つけてもらいやすい。
  3. Twitterの場合、同一のハッシュタグを付けたツイートが増えると、「このハッシュタグが盛り上がっている」と認識し、トレンド一覧に掲載される。
    トレンド一覧に掲載されることによって、多くのユーザーがこのハッシュタグの話題に触れるため、そこからさらに盛り上がるような仕組みになっている。

通常は自分のアカウントのフォロワーのみに投稿が表示されますが、ハッシュタグを設定しておくことで、フォロワー以外のユーザーにも、投稿を検索(ハッシュタグのクリックを含む)した結果のページに表示される機会が増えるという大きなメリットがあります。

ハッシュタグの例 少なくとも ”3つ” つけよう

それでは、実際にハッシュタグに設定するとよいワードの選び方について紹介します。

私は、ハッシュタグを少なくとも3つ以上つけた方が良いと考えています。
3つのワードの選び方ですが、配信するプレスリリースの内容に関連するワードを、3パターンに分類し、あてはめていくとよいでしょう。

1つ目は、広く世間一般的に使われる名詞・固有名詞です。
弊社の場合だと、プレスリリース配信サービスを運営している会社ですので、「プレスリリース」「広報」などといったワードが該当します。

2つ目は、特有のブランド・サービス・商品などの名前です。
社名の「共同通信PRワイヤー」、プレスリリース配信サービスの名称「PRWire」、PR動画をSNSに配信するサービスの名称「PR Movie Booster」などのワードです。

最後3つ目はトレンドワードです。
今の季節であれば、「 #花粉症 」「 #桜 」などのワードです。

これら3つのワードは、いずれもハッシュタグにするにあたってメリット・デメリットがありますが、使い分けや併用により効果をあげることや、デメリットを補うことができます。
ひとつずつ解説していきたいと思います。

一般的な名詞・固有名詞 大衆向けのワード

1つ目の「一般的な名詞・固有名詞」。誰でも知っているような、ありふれた言葉をハッシュタグに使うメリットは、「検索されやすい」ということです。
挙げればキリがないのですが、例えば「 #料理 」、「 #ペット 」、「 #旅行 」、「 #映画 」、「 #ニュース 」、「 #ゲーム 」などがイメージしやすいでしょうか。

デメリットは、検索されやすいものの、そもそもの検索結果数が多すぎるために、他の投稿に埋もれて見つけてもらえないという恐れが十分にあるということです。

このため、「一般的な名詞・固有名詞」のワードは、「 #料理 」であれば「料理好きな人」といった具合に、ざっくりとした範囲でファン予備軍にアプローチしていくのに向いているワードと言えます。

特定のブランド・サービス・商品名 指名ワード

2つ目の「特定のブランド・サービス・商品名」ですが、例えば:
大衆向けワードの「 #コーヒー 」に対して「 #スターバックス 」、
#ニュース 」に対して「 #スマートニュース 」、「 #ゲーム 」に対して「 #パズドラ 」といったような、特定のブランド・サービス・商品名になります。

メリットは、集まる情報がよりピンポイントとなり、思い描いていた検索結果と実際の検索結果のズレがほとんど無くなることです。

デメリットは、そのブランド名やサービス名を正確に知らない人は、そもそも検索できないため、ファン層を広げるのには向いていないということです。
逆にいえば、自社のブランドやサービス名を認知してもらうために、ぜひ載せておいてほしいワードです。
なぜなら、”指名“ してもらうためには、知っておいてもらわなければならないからです。

ナイスミドル! “大衆向けワード”と”指名ワード”の中間

3つ目の「トレンドワード」の前に、”大衆向けワード”と、”指名ワード”の中間に位置する「ミドルワード」を強くおすすめしたいと思います。
ミドルワードは、プレスリリース本文内に出現しないことも多いワードのため、設定するのに少しアイデアが必要かもしれません。
しかし、さきほどあげた「検索されやすいが埋もれてしまう」「認知されていなければ検索されない」といった欠点を埋めていくのに有効なワードなのです。

では、どのようなワードがミドルワード(中間)に位置するのでしょうか? 例えば:
大衆向けワードの「 #コーヒー 」と、指名ワード「 #スターバックス 」を例にとると、
ミドルワードの一例として「 #カフェ 」「 #コーヒー豆 」などがあげられます。

一口に「コーヒー」といっても様々なものが連想されます。
インスタントコーヒーかもしれません。缶コーヒーかもしれません。
職場で飲みながら会議をするのか、それとも、家に帰ってのんびり飲みたいのか、カフェで飲みながらパソコンを開いて “ドヤ顔” したいのか(笑)。

大衆向けのワードと、ニッチなワードの中間のワードを設定して少しターゲットを絞ることで、自社のブランド名を知らなくても、興味を持ちそうな潜在層に対して情報を届けられる可能性が高くなってきます。

SNSに向けたタグの選定では、このミドルワードの活用をぜひ検討していただければと思います。

トレンドワード

最後3つめの「トレンドワード」ですが、まず、GoogleやYahooで検索するときのことを考えてみてください。“検索” という行為に至るには、必ず何か「キッカケや目的」が存在します。

例えば:

  • 「今日の夕飯何にしようかな…」と思ったときに、レシピ検索
  • 「風邪をひいたかな…」と思ったときに、民間療法を検索
  • 「空気清浄機」を買おうと思ったときに製品を検索
  • 「旅行に行きたい」と思ったときに、検索

「暇だからゲームをしよう」とか、「少し時間があるからニュースをチェックしよう」とはなりますが、「暇だから “検索” しよう!」とはなりません。

つまり、検索結果に表示されてクリックされるために、トレンドを抑えることはとても重要なのです。
例えば、「空気清浄機」の例でいえば、花粉症シーズンに突入し、目がかゆくなってきたことが検索の「キッカケ」であり、強い購入意欲のもと検索に至るのです。
季節のイベントや恒例行事、時事ネタなどは当然ながら検索されやすいと言えます。強い目的意識を持って検索されることが多いのです。

トレンドワードは、購買意欲の高い層にリーチできる可能性が高まりますので、プレスリリースの内容に合っていれば、ぜひ活用したいものです。

ただし、濫用は厳禁です。
全国的なイベント(バレンタイン、クリスマス、ハロウィンなど)に関する投稿は、ネタが被ることも多いでしょうし、ハッシュタグで一覧されてネタの質が悪かった場合、比較されて結果的にイメージダウンになってしまうことも考えられます。

そのハッシュタグがプレスリリースの内容と合致していて、しかもブランドイメージを壊すようなリスクはないか・・・気をつけて欲しいポイントです。

ハッシュタグの悩ましいところ

少々テクニカルな話になりますが、複数のワードをつなぎ合わせたハッシュタグの場合、ほんのちょっとしたワード選択の違いで別のハッシュタグ扱いになってしまい、検索に引っかからなくなる恐れがあります。

例えば、投稿のハッシュタグを「 #シェフ特製フレンチランチ 」とした場合、ユーザーが末尾の ”ランチ” を抜いて「 #シェフ特製フレンチ」と検索したら、その投稿は表示されません。文字列が一致しないからです。

このように、あまり長すぎるハッシュタグは、検索されないこともありますので、「 #シェフ特製 」「 #フレンチ 」「 #ランチ 」などと分けてしまうとよいでしょう。

ハッシュタグは、気軽に扱える反面、思っていなかった結果になる場合もありますので、完璧を期するよりは、まずは設置して、効果を見ながら徐々にアレンジしていくことをオススメします。

SNS対策のためにハッシュタグを活用しよう

ここまで「タグの効果」や、キーワード・タグに設定すべきワードについて紹介してきました。
SNSでは、フォロワーに対して発信するだけではなく、SNSユーザーが検索することも想定しておくことが大事です。

SNSユーザーは積極的にハッシュタグを活用していますので、ハッシュタグを設置しなければ、大きな機会損失になります。

弊社でプレスリリースを配信する際は、ぜひ「タグ・キーワード」をご活用ください。
そこで投稿されたワードが「ハッシュタグ」に変換され、TwitterやFacebookに反映されます。

次回は、「SNSを利用しているユーザー」の行動に焦点を当てたハッシュタグの付け方をご紹介したいと思います。

    

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