【2】英文リリース作成のガイドライン

この章では、英文リリース作成時のガイドラインについて、項目別に抜粋してまとめました。
英文リリースならではの注意点もあります。また、共同通信PRワイヤーの推奨ルールもあります。

一般的な英文法に沿わない独特なルールも多いため、共同通信PRワイヤーでは、
英文記事に精通した英文記者が校閲をした上で、海外リリース配信を行います。

英文リリース原稿が完成するまでに、最短でも2~3営業日を必要とします。
ご利用の際は、早めにお問い合わせください。

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1.タイトル(ヘッドライン、サブヘッド) = 見出し

タイトルは、和文リリース同様、記者の目にまず留まる最も重要な部分といえます。
リリースの主旨を「ヘッドライン」で明確にし、必要に応じて補足情報を「サブヘッド」として追記する場合もあります。

タイトルでは過去形は用いません。通常Announces, Launches などの現在形を用います。
また将来のことに関しては、to Start、to Open など to不定詞を用いて表現します。

通常、タイトルにはaやtheなど冠詞は用いません。be動詞も省略されます。
また、固有名詞、接続詞、前置詞以外の単語は、語頭を大文字にするというルールも存在しています。

これら独特の表記は、英字新聞の見出しのルールに由来しています。
さらに共同通信PRワイヤーでは、タイトルには略称でもよいので企業・団体名を含めることを推奨しています。
10~13ワード程度の長さです。
企業・団体名を含めることで、リリースがその企業・団体のものだということが読み手に一覧で分かります。
また配信後海外メディアが検索機能を使った場合に、リリースが検索しやすくなるというメリットがあります。

2.デートライン = 配信日

デートラインには、商品発売日やサービス開始日ではなく、プレスリリースの配信日を記載します。
続けて、英文リリースでは配信元企業・団体の所在地も記載します。所在地は、通常 “City” に相当する都市名となります。また、共同通信PRワイヤーから配信する場合は、校閲に対応する部署名 “Kyodo JBN” もクレジットとして追記します。

例えば9月5日に、所在地が “愛知県名古屋市” の企業が配信する場合は、“NAGOYA, Japan, Sept. 5, 2018 /Kyodo JBN/ –” となります。
同じリリースを複数カ国に配信する場合は、デートラインが同日となるよう、各国と日本の時差も考慮しましょう。

3.リード

タイトルに続いて、読み手の関心を引くために重要なのが本文の第一段落目=リードです。
5W1Hをおさえながら、主旨の伝わる簡潔な作文を心がけましょう。

リードの冒頭文は、通常過去形が用いられます。
“ABC announced……” などで始まることが多く、「ABC社は……を発表した」というような第三者的表現で書くのも英文リリースならではの特長です。
こうした表現は「記事体」と言われ、やはり英文記事の書き方に倣った独特の表現といえます。
詳細情報がWEBサイトにある場合は、リードのあとに関連URLを記載するのもよいでしょう。

4.コピーボディ = 本文

リードで記載した主旨に関連した背景や根拠など、詳細情報を記載します。
明確さと簡潔さを念頭に、一般に認知されていない専門用語の多用などは控えましょう。

ちなみに、多民族の暮らす米国では、以前から政府発表を始めとした公式文書に対して明確さが求められており、2010年には「プレイン・ライティング法(平易記載法=Plain Writing Act of 2010)」という法案が成立しました。
企業・団体の公式発表であるプレスリリースも、そのルールに準拠すべきだといえます。

5.ボイラープレート = 会社概要

ボイラープレートは、本文末に記載する会社の事業内容や業績、展望のことを指し、和文リリースの会社概要に相当します。
そもそもは蒸気機関室のボイラー室にあった型番に由来する用語で、社名・団体名の前に「About」を付けて記載します。
欧米では、ボイラープレートを基本的な会社概要としてまとめ、リリースの都度、共通情報として本文末に記載する企業も多いようです。

6.ソース = 配信元企業・団体名

リリース発信の源を示すソースは海外配信では必須です。
ここでは、~Co., Ltd.、~Inc.や~Corp.というように、法人名を略さず記載します。

7.コンタクト = お問合せ先

共同通信PRワイヤーでは、ご担当者の氏名(アルファベット・フルネーム)、ご部署名、会社・団体名、電話番号、メールアドレスの順で記載します。
海外リリースにおいては「なりすましリリースではない」という根拠としてご担当者の氏名、電話番号は必須です。

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